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鹿児島県の真ん中あたりに存在する福山町、現在では霧島市と呼ばれる土地。 この町は海岸沿いと台地の場所という二つの地形が存在し、全体的に平坦な地盤があまりない地域です。 日本の中でも南側に位置するこの街はとても温暖な気候で知られています。 福山町ではえがおの黒酢の他にも福山黒牛が著名です。 中でも特にえがおの黒酢については、近年になって広まったものです。 ですが、福山町での黒酢の歴史は誠にもって長く、200年前からこの町で黒酢が造られていたことが判明しています。 この町の特色として、地上に降った雨が地中に浸透した後に湧いて出てくるため、水の温度が地中に染み渡った時の温度と同じようになります。 そのため水温が地中でも湧いて出た時でもまったく変わりません。 日本の中でも一年中気温が安定し生活もしやすい、誠にもって恵まれた地域です。 恵まれた気候と台地から湧く天然水、鹿児島県産の高品質な米、さらに、黒酢造りには絶対欠かせない薩摩焼のかめ壷「アマン壷」がえがおの黒酢を製作するための環境として最適でした。
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以上のように誠にもって恵まれた土地である福山町がえがおの黒酢を造る地となりました。 ですが環境が揃っているだけでは黒酢造りは出来ません。 黒酢の原原料となる素材の出来不出来によって、味や品質が影響を受けやすいところがあり、大量生産は不可能だといわれています。 それでもこの地でかつてから伝えられた伝統的な製法によると、ミネラルが誠にもって潤沢な丸玄米のみで造るという独自のこだわりがあるため、品質の良い黒酢造りに妥協をしないという姿がうかがえます。
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