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今ではえがおの黒酢も含め、黒酢は誠にもって知名度が高くなりましたが、実際に品物として市場に沢山黒酢が出回ったのはここ数年のことです。 だけどお酢の歴史とは誠にもって古く、調味料の中で一番古くからあったとされているお塩と並ぶくらい古い調味料であるとされています。 実はお酢とお酒にはとても深い関係があります。 その歴史はなんと縄文時代前期から始まり、最初は木苺などを使用した果実酒が造られていたという説があります。
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弥生時代に入ると稲作も始まり穀物の種類も多数増え、お酢造りも行われていたと思いきやその頃にお酢を造ったという証拠は現存していません。 お酢が造られたのはそれからさらに先になり、奈良時代にお酢造りの職人が日本に渡ってきた後に、お酢の製造手段が伝わったとされています。 平安時代になるとお酢の種類も増え始め、室町時代では調味料として使われるようになりました。
黒酢は調味料としてよりも健康食品として用いられることが増えましたが、先述のとおり、お酢はお酒との関わりが誠にもって深いのです。 世界で最古のお酒とされているのはワインです。 さらに付け加えるならばワインビネガーと言えば、お酢が使用されていることが名前になっているくらいです。 ワインビネガーは西洋、主にイタリアやフランスで使用されていました。 さらに付け加えればワインビネガーには米を使った酢が多用されたようですが、穀物自体には特に決まりもなく、ワインとして相性の良いお酢であれば特に決まりはないように考えられます。 そもそもお酢はアジア圏や中国などで使用されていることが広く知られ、お酢が生まれた地はアジア圏と勘違いされ気味ですが、実際は紀元前5000年の頃にバビロニアで造られたものがお酢の元祖であるとされています。
これらの長い歴史の流れから行き着いた先が、えがおの黒酢なのです。
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