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男性型脱毛症への対応として有益な成分「ミノキシジル」を含む育毛剤については前にもお話しましたが、日本では「リアップ」と女性用の「リアップレディ」に1%の濃度で含まれています。 それに対し、アメリカで販売されている育毛剤「ロゲイン」には5%濃度のミノキシジルが含まれています。 レディース向けの「ロゲインフォーウィメン」には2%濃度と、こちらも日本製の育毛剤より高濃度でミノキシジルが含有されています。
「濃度が高い方がより効きそうであるから、ご想像の通り、外国製の育毛剤を一度使ってみたい」脱毛症に悩む人なら一度はそう思ったことがあるかも知れません。 確かに有益成分の濃度が高い方が、発毛効果もよりあるのではないかと思われますが、その分、頭皮を荒らしてしまう可能性も高くなってしまいます。 日本製の育毛剤のミノキシジル濃度が低く設定してあるのは、一般的に日本人の頭皮が欧米人より繊細であるためと考えられます。 日本の育毛剤は、平均的な日本人を想定して頭皮を荒らすことなく発毛効果が期待できる濃度として1%にしてあるのです。 個人輸入などで外国の育毛剤を試してみる場合は、頭皮が薬に負けて荒れを起こしていないか十分注意する方策をとらなければなりません。
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また同じ理由から、複数の育毛剤を同時期に使うことも控えましょう。 違う成分が入っている育毛剤をともに使うことで、多面的に頭皮に働きかけてくれるのではないか、と考える人もいますが、頭皮が荒れてしまう恐れが出てきます。 育毛剤の説明書に「他の育毛剤をともに使わない」という内容が書かれていたら、それを守るべきです。
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