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薄毛で悩む男性の多くは男性型脱毛症と言われます。 その男性型脱毛症の対策として、内服薬や外用薬、かつらなどがありますが、ここでは外科的な施術である植毛についてお話します。
薄毛対策として知られている植毛ですが、これは頭皮に穴を開けて毛を植え込む手段です。
【ハゲからの生還育毛・発毛大作戦!!】
植え込む毛には人工毛と自毛の2種類があります。 人工毛の場合、ナイロンなどの合成繊維を植え込むため、メンテナンス面や拒絶反応といったリスクも伴います。
植え込まれた人工毛は伸びないため、周囲に生えている自分の髪の毛とのバランス調整が必要になります。 また自毛が抜けるたびにその部分に植毛を続けなければならず、術後に継続したメンテナンスが必要です。 さらに付け加えるならばナイロン素材は人間の体からすると異物になるため、拒絶反応も起きてしまいます。 人工毛を植え込むときは抜けにくくするため、毛根部をかぎ状に細工するなどの工夫がなされています。 そのため何かの動機で上の部分だけ抜けてしまって毛根部が皮下に残り、頭皮が化膿してしまうケースもあります。 現在、人工毛についても研究や開発が進められているので、より体に影響の少ない素材で人工毛が作られることが期待されます。
一方、自毛を使った植毛では自分の後頭部の毛髪を採取して薄い部分に植え込みます。 自分の頭髪を使うため、植え込みが可能な本数に限りがあり、施術にも高度なテクニックが必要となります。 だけど上手に生着するとそこから自分の毛が生えてくるため、現在の植毛の中では最善の手段と考えられています。
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