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コンドロイチンがどのようなものであるのか、前回の説明で少しはご会得いただけましたか。 では、本日は、コンドロイチンの働きに関してのお話をすることにいたしましょう。 コンドロイチンの働きを会得することによって、より効率的に摂取することが出来ると思いますし、また、それによるさまざまな効果も倍増するかも知れません。
今現在は、あまり症状に悩んでいらっしゃらないかたも、今後のためにぜひコンドロイチンの働きを覚えておいてくださいね。 まず、前回も触れましたように軟骨に非常に効果がありますが、これは何故かと申しますと、コンドロイチンが軟骨部分に大きく関与しているからなのですね。 軟骨部分には血管がありませんから、他の部分のように血液によって酸素などの滋養分を運んだり、必要なくなった老廃物を運び出したりすることができません。 その代わりとして、軟骨部分の水分が血管と同じような役目をしているわけです。 軟骨は通常、全体の65〜80%もの水分で占めているので、その役割をすることが充分にできるのです。 そして、その軟骨はそもそも何のために存在しているのかと申しますと、骨と骨がこすれ合う時に生じる摩擦を軽減するためなのです。 さらには、骨にかかるインパクトを緩和してくれるという働きもしています。 そのような働きをしている軟骨の水分が、加齢などさまざまな理由で減少してしまったりすると、関節に苦痛を感じてくるのです。 そこで、軟骨に水分を充分に蓄えておくためのコンドロイチンが重要になってくるわけです。 お分かりいただけたでしょうか。
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